
安藤明子とファミリーロマンス『次の日曜日』発売記念の演奏会
2022.7.31 15時半開場・16時半開演

2022.7.31 15時半開場・16時半開演
明日、7月1日からは「光の工芸、写真」外山亮介『導光 ー花は盛りに—』発行記念展を開催。
会場には戦前の四つ切りサイズ大判カメラも鎮座、写真の歴史を遡るような構成になっています。写真史、カメラの構造にご興味のある方も必見。みなさまのご来店お待ちしております。
先日訪れた中之島美術館のモディリアーニ展には、アフリカの仮面や彫像があわせて展示されていて、あの面長で眼球が塗りつぶされた独特の肖像画のルーツがよくわかった。
店に戻るとタイミングよくこんな本が入荷した。西・中央アフリカのサブサハラアフリカ地域で生まれた、オブジェや仮面のような彫刻的遺産を中心に掲載、西洋から見たオリエンタリズムを超え、普遍的な美しさを見出すことのできる重量級の一冊"THE LANGUAGE OF BEAUTY IN AFRICAN ART"。個人的にこれまで、モディリアーニやサム・ハスキンスら、西洋の目を通してしか観てこなかったアフリカへのフィルターを取り除いてくれるような美しく重量感ある一冊。
店頭、オンラインショップにて販売中です。
ヒップホップの革命的なところは、ターンテーブルという再生装置を楽器として転用し、180度その意味を転換させたこと。ブロックパーティーという最も地べたでの行いが、現代音楽というアカデミズムの中の音楽と接近するそのラディカルさにあります。
その鏡面関係に位置するクリスチャン・マークレーの作品もホワイトキューブの中だけではなく、地べたでこそ語られるべきもの。そして、ヒップホップもマークレーも、出来上がったものがパンキッシュでめちゃくちゃかっこいいことがとても重要。
7月3日日曜日、ストリートとアカデミズムを越境する、dj sniffさんをお迎えし、スライドを使い、ビジュアルとともにクリスチャン・マークレーを存分に語っていただきます。
ご予約はプロフィール欄Linktree、DM、お電話にて。
クリスチャン・マークレー入門 in 京都
2022.7.3 19時〜
出演:dj sniff(水田拓郎)
1500円+1ドリンクオーダー
19世紀フランスの薬味つぶし、日本のアルミ製すり鉢に、ガスコンロ、国籍不明の牛乳用濃度比重計まで。一般的なもの、専門性の高いツール、問わずあつめられたアノニマスな用の美の数々を、白バックモノクロで淡々と撮影。岡秀行や二川幸夫の仕事を21世紀版としてアップデートしたような、宇宙人が選んだ民藝館収蔵品のような美しいコレクションブック。陶芸家・造形作家の内田鋼一が収集した食にまつわる古道具をコレクションした博物館〈KATACHI museum〉 初の公式図録が入荷。野村友里、井出幸亮による寄稿を掲載。
店頭、オンラインショップにて販売中。
梅小路ポテルさんのライブラリーに少しだけ追加納品、メンテナンス作業をさせていただきました。オープンから約二年、丁寧に管理していただいてありがたい限りです。ご旅行はもちろん、地元の皆さまにも骨休めにおすすめしたい空間です。ご宿泊の際には是非、本も手にとってみてください。