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『東京で十年。店をもつこと、続けること』『ピッツァ職人』刊行記念 井川直子フェア&長野陽一写真展

『東京で十年。店をもつこと、続けること』『ピッツァ職人』刊行記念 井川直子フェア&長野陽一写真展

2023.9.1 ー 9.15

終了しました

こんにちは。文筆業をしております、井川直子です。今年2つの書籍を上梓しました。

4月、雑誌dancyuの連載をまとめた『東京で十年。 店をもつこと、続けること』。
5月、16歳でナポリピッツァと出合い、17歳で職人になり、18歳でナポリへ渡った少年のノンフィクション『ピッツァ職人』。

これらの刊行を記念して、井川直子の全著作販売と、『東京十年。』の共著である写真家・長野陽一さんの写真展が、京都・誠光社にて開催されます。

期間は9月1日(金)〜15日(金)。
9日(土)には19時より、長野さんとのトークライブを行います。9年間毎月一緒に連載を続けてきた長野さんと、人さまの前に出てトークするなんて初めてです。

私は9日(土)、10日(日)の13時〜17時頃にも誠光社の片隅にお邪魔して、読者のみなさまにお会いしたいと思っています。

先にさらっと全著作と書きましたが、2003年に初めて書いた本『イタリアに行ってコックになる』を出版してからちょうど20年。
今や出版社にも在庫がないこの本をはじめ、最新2作品まで、全11作品の書籍が店頭に並びます。これも初めてのことです。※超限定数のため品切れはご容赦ください。

長野さんの写真展は、ピッツェリアがテーマです。
『ピッツァ職人』の舞台であり、じつは『東京で十年。』にも登場している「ピッツェリアGG」をはじめ、雑誌未掲載のオフショットもお楽しみいただけます。

関西のみなさま、9月に誠光社でお待ちしています。

  • 井川直子(いかわ・なおこ)

    1967年、秋田県生まれ。文筆業。料理人や生産者、醸造家など食・酒にまつわる人と時代をテーマに、ノンフィクション、エッセイ等を執筆。2021年に上梓した『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』(文藝春秋)において、第6回『食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門』を受賞。著書に『シェフを「つづける」ということ』『昭和の店に惹かれる理由』(ともにミシマ社)、『東京の美しい洋食屋』(エクスナレッジ)、『不肖の娘でも』(リトルドロップス)など。『dancyu』ほか雑誌、新聞にも連載、寄稿。

  • 長野陽一(ながの・よういち)

    写真家。大阪生まれ、福岡県で育つ。1998年、沖縄、奄美諸島の島々に住む10代のポートレイト写真『シマノホホエミ』を発表。写真家としての活動をはじめる。以後、全国の離島を撮り続け、2001年『シマノホホエミ』、2004年『島々』、2008年『シマノホホエミ 改訂版』、2012年『BREATHLESS』とシリーズ化、4冊の写真集を刊行。現在も作品制作を続けながら、雑誌、広告、CMなどの媒体でも活動。2014年に主に雑誌媒体で撮影した料理写真だけを集めた写真集『長野陽一の美味しいポートレイト』が評判を呼ぶ。人々の暮らしをフィールドにポートレイト写真を撮り続けている。

開催日
2023年9月1日(金) ー 9月15日(金)
時間
10時〜20時(最終日・イベント開催時は18時まで)