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2023.6.17 19時〜

「市川孝典の絵は彼のなかの記憶をもとにしている。孝典は内なる目のなかに浮かび上がった記憶の象を、線香で紙に穴を開ける点描という技法で、この世にあらたに出現させる。すごいのは実は、その圧倒的な再現力、図像の精密さではなくて、たったいま消え失せつつある、あるいはたったいまだけ焦点を結び、脳の中でゆらゆら揺れ、手を伸ばせば容易に破れ雲散してしまうといった記憶そのもののリアリティが、作品のありように、そのまま吹きこまれているところだ」
(いしいしんじ『芸術新潮』2011年7月号「市川孝典 時間を越えていく天使」より)

美術家 市川孝典と、作家 いしいしんじは古くからの知人であり、これまで幾度となく作品をめぐり対話を重ねてきました。

その印象的な出会いから、その作品や関係性、作家から見たアーティストの姿まで、存分にお話しいただきます。親しい仲だからこその対話をお楽しみください。多方面から注目される市川孝典という作家を知るこれ以上ない機会となるでしょう。

 

  • いしいしんじ

    1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。1996(平成8)年、短篇集『とーきょーいしいあるき』刊行(のち『東京夜話』に改題して文庫化)。2000年、初の長篇『ぶらんこ乗り』刊行。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、2012年『ある一日』で織田作之助賞、2016年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。その他の小説に『トリツカレ男』『プラネタリウムのふたご』『ポーの話』『みずうみ』『四とそれ以上の国』『よはひ』『海と山のピアノ』、エッセイに『京都ごはん日記』『且坐喫茶』『毎日が一日だ』など。2018年12月現在、京都在住。

  • 市川孝典(Kosuke Ichikawa)

    美術家
    「時間」と「記憶」という儚く朧げなテーマをもとに、紙に焦げ目をつけながら作品を仕立てるスタイルの「線香画」を確立。
    その絵画スタイルから「現代絵画をまったく異なる方向に大きく旋回させた」と評される。
    近年はCHANELをはじめとするアパレルブランドや、ジャンルの垣根を超えたコラボレーションも多数手がけている。

    主な個展
    2022 『murmur』(A/D Gallery /東京/六本木ヒルズ)
    2019 『ODDS&SODS』(代官山 蔦屋書店/東京/代官山 )
    『ODDS&SODS』(BOOKMARC /東京/ 原宿 )
    『TV 』(NADiff Galley/東京/恵比寿 )
    2018 『Hello,stranger!』(POST/東京/恵比寿)
    『street cred』(QUIET NOISE arts and break/東京/世田谷 )
    『sprinkling A-side 』 (Basement GINZA/東京/銀座 )、
    『slip out』(QUIET NOISE arts and brake/東京/世田谷)
    2017 『grace note』(ES Gallery/東京/表参道)
    2013 『CLOCK MOVEMENT WATCH』(NADiff Gallery/東京/恵比寿) 、
    2012 『frozen』(清澄白河倉庫内/東京/清澄)
    2011 『FLOWERS』 (NADiff Gallery/東京/恵比寿)
    『merry-go-round』(Wall Gallery/東京/東京都現代美術館内)
    2010 『murmur』(FOIL GALLERY/東京/馬喰町)
    2009 『VINTAGE BROWN』(PLSMIS/東京/青山)
    主なグループ展
    2010 『VOCA2010』上野の森美術館/東京/上野)

開催日
2023年6月17日(土)
時間
19時〜
会場
誠光社
定員
25名さま
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー

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