ワークショップ「知って、作って、味わう和菓子」
2022.9.25 ー 9.26
終了しました
9月9日は「菊の節句」とも言われる、重陽の節句があるため、8月の終わりごろから和菓子屋さんには菊の意匠の生菓子が並びます。旧暦の9月9日は、現在でいうと10月中旬ごろで、ちょうど菊がきれいに咲く時期。
菊枕や、菊湯などあまり馴染みの薄いものもありますが、和菓子の意匠でよく見られる「着綿(きせわた)」というのも行事の一つで、前夜に菊の花の上に綿をかぶせ、朝露を含んだその綿で顔や体を拭いて、無病息災を祈りました。昔から菊の花は邪気を払い、長寿の効能があるとされてきたのだそうです。菊の花の上に、綿をイメージしたきんとんがこんもりと乗った姿は、かわいらしくて美味しそうです。
菊の花がきれいに咲くころ、参加者の皆さんと、思い思いの菊の姿を作って、菊花を愛でる会を開催します。
伝統和菓子の紹介にはじまり、テーマのもとに自由に和菓子を作っていただくことで、そのデザイン上のルールや、美しさの秘訣をご参加者さまのみなさまと考える試みです。
ただの丸にちょこんとシベがのった光琳菊、三角ベラで花びらを一枚ずつ象ったヘラ菊、初めての方でも楽しんでいただけるように材料や道具一式も準備しますので、ぜひお気軽にご参加ください。これをきっかけに和菓子の面白さ、奥深さを知っていただければ幸いです。
会場は誠光社より徒歩10分ほどに位置する素敵なゲストハウスNINI ROOMさんのカフェスペースをお借りします。どうぞお気軽にご参加くださいませ。
9/25(日)15:00~17:00
9/26(月)15:00~17:00
*お申込み時、備考欄にご参加ご希望日程と人数をお書き添えください。
*9/25(日)は、お子様同伴の参加も歓迎いたします。3歳くらいのお子様ならご一緒に作れるかと思います。
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堀部きなこ
京都在住。大学卒業後、出版社勤務。京都に移住し、京都製菓技術専門学校夜間部に在学中から和菓子創作ユニット「日菓」として活動を始める。卒業後、長久堂に4年勤務。並行して活動していた「日菓」を解散後、誠光社スタッフとして、書店勤務。4歳児の子育て中。
Instagram @hoibekinako
- 開催日
- 2022年9月25日(日) ー 9月26日(月)
- 時間
- 15時〜17時
- 会場
- NINI ROOM
- 会費
- 3000円(1ドリンク付き)
- 持ち物
- エプロン、ハンドタオル