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わたしが出会った美しきもの 矢萩多聞X松村圭一郎X石井美保

わたしが出会った美しきもの 矢萩多聞X松村圭一郎X石井美保

2022.8.5 19時〜

「美しいってなんだろう?」ある日、8歳の娘から投げかけられた質問に、手紙を届けるように文章を書きはじめた。

インドと日本を行き来し、600冊以上の本をデザインしてきた装丁家・矢萩多聞さんが、小学生の娘と交わした、世界のひみつを探る13の対話が『美しいってなんだろう?』(世界思想社)です。

本の刊行を記念して、トークイベントを開催します。著者で装丁家の矢萩多聞さんが、人類学者の松村圭一郎さんと石井美保さんをゲストにお迎えします。

松村さんは、二十年以上エチオピアを調査され、映像作品もつくっておられます。石井さんは、タンザニア、ガーナ、インドでフィールドワークをしてこられ、インドではお子さんとともに長期滞在していました。矢萩さんとはお子さんどうしが同級生という間柄でもあります。そんなお三方がトークイベント 「人類学の知恵袋」以来、3年2か月ぶりに一堂に会します。

トークテーマは「わたしが出会った美しきもの」。美しさについて考えるヒントが、インドやアフリカなどフィールドの話や3人の子ども時代の話から、見つけられることでしょう。登壇者による朗読も予定しています。店主・堀部さんの特別参加もあるかも。

当日、会場からの質問も受け付けます。せっかくの機会、ぜひご参加ください。

 

*ライブ・録画配信も行います。
詳細お申し込みは下記より

https://seikosha.stores.jp/items/62cfc8b1e50c0b4e34305003

  • 矢萩多聞

    画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅し、中学1年で学校を辞め、ペン画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を半年ごとに往復、横浜や東京で展覧会を開催。2002年、『インド・まるごと多聞典』(春風社)の出版をきっかけにして本のデザインにかかわるようになり、これまでに600冊を超える本を手がける。2012年、京都に移住。出版レーベルAmbooksをたちあげたり、「本とこラジオ」パーソナリティをつとめたり、本とその周辺をゆかいにする活動を広げている。

    著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『本の縁側』(春風社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、 共著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)がある。

  • 松村圭一郎

    文化人類学者。1975年熊本生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎなどについて研究している。著書に『くらしのアナキスム』『うしろめたさの人類学』(ともにミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)がある。

  • 石井美保

    文化人類学者。1973年大阪府生まれ。北海道大学文学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学人文科学研究所准教授。宗教実践や環境運動をテーマにタンザニア、ガーナ、インドで調査を行う。

    著書に『遠い声をさがして』(岩波書店)、『めぐりながれるものの人類学』(青土社)、『環世界の人類学』(京都大学学術出版会)、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)がある。

開催日
2022年8月5日(金)
時間
19時〜
会場
誠光社
定員
25名様
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー

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