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『肌蹴る光線』𝐑𝐄𝐓𝐔𝐑𝐍𝐒? vol.1『あの夏』

『肌蹴る光線』𝐑𝐄𝐓𝐔𝐑𝐍𝐒? vol.1『あの夏』

2021.12.4 19時〜

『肌蹴る光線』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映会です。洋邦や、制作年を問わない柔軟な選定を目指して2018年にスタートし、誠光社でも過去に7回の上映会を開催してきました。

コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年3月以降、誠光社での上映を実施できずにいましたが、この12月、1年9か月ぶりに新たなイベントを行える運びになりました。題して、「『肌蹴る光線』𝐑𝐄𝐓𝐔𝐑𝐍𝐒?」です。

2回に分けて実施する「『肌蹴る光線』𝐑𝐄𝐓𝐔𝐑𝐍𝐒?」、第1回目となる12月4日(土)のイベントでは、『あの夏』という映画をご紹介します。今回が、関西初上映です。

アンディ・ウォーホル、トルーマン・カポーティ、ミックジャガーらがひと夏を過ごした1972年のモントークで撮影された同作は、メイスルズ兄弟によるドキュメンタリー映画『グレイ・ガーデンズ』(1975年)で一躍有名になったジャクリーン・ケネディの叔母・ビッグ・イディとその娘、リトル・イディの姿を、美術家のピーター・ビアードが撮影しています。劇中では、同じ場所で夏を過ごしたジョナス・メカスやウォーホルによるフッテージも一部使用されています。

『あの夏』で映されているビッグ・イディとリトル・イディとはどんな人物なのか? 興味を持ってくださった方にはHBOのドラマ版『グレイ・ガーデンズ』をAmazon Primeからご覧いただくことをお勧めします。また、過去の『あの夏』上映時に『あのこは貴族』などで知られる作家の山内マリコさんに書き下ろしていただいた作品評も、ぜひあわせてご覧ください。

当日は、ご来場いただいた皆様に楽しんでいただくためのおまけをご用意する予定です。詳細については追ってイベントのTwitterでお知らせいたします。これまで肌蹴る光線に足を運んでくださった方も、そうでない方も、ぜひお気軽にご来場いただけたら嬉しいです。

『あの夏』

[ 監督 ] ヨーラン・ヒューゴ・オルソン  [ 出演 ] イーディス・ユーイング・ブーヴィエ・ビール、イーディス・ブーヴィエ・ビール、リー・ラジヴィル、ピーター・ビアード、アンディ・ウォーホルほか  [ 公開年/上映時間 ] 2017年/80分/日本語字幕:岡田悠里​

『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』
公式サイト:https://hadakeru-kosen.tumblr.com/
Twitter:https://twitter.com/hadakeru_kosen​

 

  • 企画者:井戸沼紀美

    上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映会「肌蹴る光線」を主催。2018年その第1回企画として、日本配給前であった中国の新鋭ビー・ガンの『凱里ブルース』を上映した。大学在学中にはニューヨークまで映画監督 / 詩人のジョナス・メカスに会いに行ったのち、同監督作の上映会も行っている。

開催日
2021年12月4日(土)
時間
19時〜
会場
誠光社
参加費
1500円+1ドリンクオーダー
定員
20名さま

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