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台湾と宮古島の刺青のドキュメンタリー映画二本立て上映

台湾と宮古島の刺青のドキュメンタリー映画二本立て上映

2021.10.30 19時〜

『南島残照〜台湾原住民族のイレズミ〜(2014年/1984年撮影/39分/カラー/4:3)』
監督・撮影:北村皆雄
構成:北村皆雄・櫻庭美保
音効:齋藤恒夫
整音:飯森雅允
編集:櫻庭美保
制作:北村皆雄・三浦庸子

監修/:山本芳美(都留文科大学教授)

『南島残照~女たちの針突(ハジチ)〜沖縄・宮古諸島のイレズミ〜(2014年/64分/カラー/4:3)』
監督:北村皆雄
撮影:柳瀬裕史・北村皆雄
制作:北村皆雄・三浦庸子
監修:名嘉真宜勝
琉歌:嘉手刈林昌
わらべ歌:糸満市西崎小学校合唱部[採譜・編曲]杉本信夫
撮影助成:公益財団法人トヨタ財団

世界の民俗ドキュメンタリー製作を行うビジュアルフォークロアのアーカイブより、台湾と宮古島の伝統的な刺青の風習を記録した2作品を同時上映します。これらの刺青の習慣は両地を併合した日本政府によって禁止され失われました。どちらも1980年代という、刺青の習慣を知る世代をフィルムに捉えた最後の機会に取材・製作された貴重な映像です。

10/16日から31日まで誠光社で開催される刺青師ブーン・ナカさんの作品展と共にお楽しみいただけましたら幸いです。

1980年代、台湾の原住民族9民族のうち主に4民族にイレズミの習俗があった。イレズミは女性にとっては婚姻のできる印、男性にとっては首狩りをして、一人前の男と認められた証しだった。日本の植民地時代(1896-1945)の干渉で首狩りやイレズミの習慣が消えていった。この映像はパイワン族・ルカイ族・タイヤル族・サイシャット族のイレズミを追った貴重な記録である。現在、伝統的なイレズミは見られない。

沖縄・宮古のおばあたちの手に刻まれたイレズミ〈ハジチ〉。かつて南は与那国島、北は奄美大島・喜界島まで南島女性の象徴として見られたが、明治時代の「文身禁止令」以降、次第に廃れていった。1984年、沖縄本島と宮古諸島にハジチを伝える女性を訪ね歩き、88歳から99歳までの女性22人に自らのハジチについて語ってもらった。激動の世を生きた女たちの人生が、深く刻まれたシワとともに、饒舌な島言葉で語られる。南島のイレズミ文化の消滅直前の貴重な記録である。

(C)ヴィジュアルフォークロア

主催 Tokimeki antiques
開催日
2021年10月30日(土)
時間
19時〜
会場
誠光社
ご参加費
2000円+1ドリンクオーダー
定員
10名さま

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