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つくるひとになるために  『つくるをひらく』(ミシマ社)出版記念  光嶋裕介×青木真兵トークイベント

つくるひとになるために 『つくるをひらく』(ミシマ社)出版記念  光嶋裕介×青木真兵トークイベント

2021.4.3 19時〜

光嶋裕介さんは、建築設計に携わるかたわらドローイング作品を意欲的に制作されています。この本は2019年に銀座 蔦屋書店で開催されたドローイングの個展に合わせて、光嶋さんが思想家の内田樹さんやミュージシャンの後藤正文さん、作家・クリエイターのいとうせいこうさんたち5名の表現者とともに、「つくること」をめぐって交わした対話が中心になっています。現在執筆中の博士論文でも、建築設計においてドローイングが持つ意味を問い直しているそうです。

一方の登壇者、青木真兵さんは兵庫県西宮市から奈良県東吉野村という山村に移住し、自宅を図書館として開いて活動しています。最近では、2019年の生活を綴った1年間の日記に、書き下ろしエッセイと山村での生活を考察した草稿「研究ノオト」を収録した新刊、『山學ノオト』(H.A.B)が刊行されています。普段は社会福祉法人に所属し、障害者の就労支援に携わられています。

光嶋さんと青木さんは思想家・内田樹さんの弟子同士の関係であり、志を同じくする「同志」でもあります。これまでも奈良、東京、神戸など、場所を変えて定期的に対話を重ねて来られました。その模様の一部は、青木さんと妻・海青子さんの著書『彼岸の図書館 僕たちの「移住」のかたち』(夕書房)にも対談が収録されています。

今回は建築やドローイングを「つくる」ことと、山村に図書館を「つくる」ことなど、「つくる」の可能性を広げる対談になるかと思います。ご期待ください。

  • 光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)

    1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。神戸大学特命准教授。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院を卒業し、ドイツの建築設計事務所で働く。2008年帰国後、独立。2011年、内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》を設計、若手建築家の登竜門である「SDレビュー」2011に入選。最新作は《桃沢野外活動センター》(三島、2020)。著書に『建築武者修行――放課後のベルリン』(イースト・プレス)、『これからの建築――スケッチしながら考えた』(ミシマ社)、『建築という対話――僕はこうして家をつくる』(ちくまプリマー新書)など。最新作は『増補 みんなの家。建築家一年生と今になって思うこと』(ちくま文庫)。

  • 青木真兵(あおき・しんぺい)

    1983年埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」(https://omeradi.org/)の配信をライフワークにしている。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。奈良県東吉野村在住。妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館 僕たちの移住のかたち』(夕書房)などがある。

    https://lucha-libro.net/

開催日
2021年4月3日(土)
時間
19時〜
会場
誠光社
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー
定員
20名さま
ご予約方法
E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)

または店頭、お電話にて承ります。

②ライブ・録画配信ご参加
下記ページよりお申し込みくださいませ。
当日午前中に、配信URLをご案内いたします。(ライブ配信終了後も2日間視聴可能)

配信チケットご購入ページ

https://seikosha.stores.jp/items/60480b2f3186251f2b64968d
注意事項
*会場にはマスクご着用の上ご参加くださいませ

*体調が優れない方、37度以上の熱がある方はご参加をお控えくださいませ。その場合キャンセル料などはいただきませんので、前日までにお知らせいただければ幸いです。