誠光社

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「A24映画」はなぜ面白いのか

「A24映画」はなぜ面白いのか

2020.7.10 19時〜21時(予定)

アカデミー賞でも話題になった『ムーンライト』をはじめ、『20センチュリー・ウーマン』、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、『レディ・バード』など、昨今映画ファンを唸らせた傑作の数々。実は、これらすべて「A24」というアメリカの映画会社が配給した作品です。

『ムーンライト』と『レディ・バード』に至っては、製作にも名を連ねています。今年、日本の映画ファンの間でも『ミッドサマー』が話題になりましたが、これも全米配給は「A24」、そろそろ日本でも熱心な映画ファンの間では「A24映画」という認識が定着しつつあるようです。

「A24」はまだ2012年に立ち上がったばかりの会社ですが、その勢いは目覚ましく、グッズやZINEのような出版物などを積極的に制作し販売するなど、ブランディングにも意欲的、もはや2010年代アメリカのインディシーンを象徴するような存在です。

2020年も、『WAVES/ウェイブス』、『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』、『mid90s ミッドナインティーズ』、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』などの話題作が続々と控えています。それも、ほとんどが、『ミッドサマー』のアリ・アスターと同世代の新しい才能による作品ばかりだというのが何とも刺激的で、もはや「A24」は映画の未来をも予感させてくれる存在となりつつあります。そんな、今もっとも旬な「A24」のことを徹底的にガイドするのがこの講座。

案内人は『バビロンノート』で「いま観るべき女性監督」や「今観たいフランス女優・男優」などのキーワードのもと、同時代映画の潮流をクレジットやスタッフからわかりやすく解説された小柳帝さん。

当店では初の試みとしてライブ配信&2日間限定で録画配信させていただきます。ご遠方の映画ファンの皆様もこの機会をどうぞお見逃しなく!

 

  • 小柳帝

    映画・音楽・デザイン・知育玩具・絵本などの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を行なってきた。主要な編・著書に、『モンド・ミュージック』、『ひとり』、『EDU-TOY』、『グラフィックデザイナーのブックデザイン』、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1・2』、また、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『サヴィニャック ポスター A-Z』などがある。その他、CDやDVDの解説、映画パンフレットの執筆等多数。

    なお、小柳自身が主宰するフランス語教室ROVAは今年で21周年を迎えた。現在、東京・鎌倉・京都で授業を行なっている。ecole.rova.com

開催日
2020年7月10日(金)
時間
19時〜21時(予定)
会場
誠光社
定員
15名さま
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー
ご予約方法
①会場にてご参加
→満席につきご予約受付を終了しました。

②ライブ・録画配信ご参加
→ご予約受付を終了いたしました
ご注意事項
*会場にはマスクご着用の上ご参加くださいませ

*体調が優れない方、37度以上の熱がある方はご参加をお控えくださいませ。その場合キャンセル料などはいただきませんので、前日までにお知らせいただければ幸いです。