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保護中: 肌蹴る光線 ―あたらしい映画― vol.8 ミア・ハンセン=ラヴ『すべてが許される』

保護中: 肌蹴る光線 ―あたらしい映画― vol.8 ミア・ハンセン=ラヴ『すべてが許される』

2020.5.23 ー 5.24

終了しました

『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映会です。洋邦や、制作年を問わない柔軟な選定を目指し、誠光社、アップリンク渋谷を拠点に、これまで7回の上映会を企画してきました。

今回はその第8回として、ミア・ハンセン=ラヴ監督による『すべてが許される』(フランス、オーストリア合作・2006年・105分)をオンライン上映します。

英題を『ALL IS FORGIVEN』とする『すべてが許される』は、仕事もせず、自堕落な生活を送る男・ヴィクトールと、妻のアネット、その娘・パメラの、ウィーンでの暮らしから幕を開けます。同作は『EDEN』『未来よこんにちは』などで知られ、新作『Bergman Island』の公開も控えるミア・ハンセン=ラヴ監督が25歳の若さで撮影した第一長編で、プロデューサーを務めるはずだったアンベール・バルザンが2005年に自殺したことにより、別の会社に製作を引き継いで2006年に完成しました。

のちにギヨーム・ブラック監督『女っ気なし』(2011年)や、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』(2016年)などに出演する女優、コンスタンス・ルソーが主演の1人に名を連ねているほか、劇中ではThe Raincoatsの楽曲が多数使用されています。

なお、これまで誠光社とアップリンク渋谷で、7回の上映会を行ってきた『肌蹴る光線 —あたらしい映画—』は、第8回の企画をもって第1シーズンを終了することにしました。まず、『すべてが許される』を5月23日18:00〜5月24日18:00にオンライン上映し、夏以降に誠光社とアップリンク渋谷で、改めて同作を1回ずつ上映。その時点で、第1シーズンを閉じようと考えています。

その後は、映画の上映はもちろん、上映以外のイベント開催や、執筆活動など、これまでよりも自由に変化する『肌蹴る光線』の形を作っていけたらと考えています。詳しい経緯や今後の展望については、公式HPに記載させていただきますので、よろしければご覧くださいませ。

これまでどんな形であれ、イベントに関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。『すべてが許される』も、是非ご覧いただけましたら幸いです。

■オンライン上映について
Peatixでチケットをご購入いただいた方に
vimeoの視聴リンクとPWをお送りします。
※視聴可能時間は5月23日(土)18:00〜5月24日(日)18:00

1)
映像には英語字幕のみがついており、
日本語版採録シナリオは別途DL頂く形となります。
仏語から日本語への翻訳は、松井宏さんにご担当いただきました。

2)
また、チケット購入者の皆様には、日本のバンド・フレディーマーズが今回の『すべてが許される』上映によせて制作くださったオリジナル楽曲“さよならブルドッグ”の楽曲DLリンクもお送りいたします。

※1、2のDLリンクは、本編視聴リンクと共に
お送りいたします。

■Peatixチケット購入リンク:
https://allisforgiven2020.peatix.com/
※本日5月18日(月)から5月23日(土)正午まで購入可能
※コンビニ / ATMでのお支払いは、5月22日(金)で締め切り

■『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』公式サイト:
https://hadakeru-kosen.tumblr.com/
Twitter:
https://twitter.com/hadakeru_kosen

■企画者:井戸沼紀美
1992年生まれ、都内在住。明治学院大学卒。これまでに手掛けたイベントに『ジョナス・メカス
とその日々をみつめて』(2014年)、『ジョナス・メカス写真展+上映会』(2015年)がある。

開催日
2020年5月23日(土) ー 5月24日(日)
時間
視聴可能時間5月23日(土)18時〜24日(日)18時