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カメラになった男—写真家 中平卓馬 肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー vol.6

カメラになった男—写真家 中平卓馬 肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー vol.6

2019.9.26 ー 9.28

終了しました

『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映会です。洋邦や、制作年を問わない柔軟な選定を目指して定期的に開催しています。これまでにビー・ガン(中国)、清原惟(日本)、テレンス・ナンス(アメリカ)、ジョナス・メカス(アメリカ)、ジョアン・ニコラウ(ポルトガル)の作品をそれぞれ紹介してきました。

今回はその第6回として、小原真史監督による『カメラになった男—写真家 中平卓馬』(2003年・91分)を上映します。

同作は1977年に急性アルコール中毒で昏倒し、記憶と言葉の大部分を失うこととなった写真家・中平卓馬に3年間密着して撮影されたドキュメンタリー映画です。中平が横浜の自宅周辺で写真撮影をする姿や、沖縄を訪問する様子などを捉えており、劇中には森山大道、東松照明、港千尋、荒木経惟、高良勉らも登場します。

写真家の志賀理江子さんは今年3月に行われた『ヒューマン・スプリング』展の図録で小原監督と対談された際、この映画について「写された光線の中には、世界のすべてが有り、かつ、無いという次元が成立していて、それこそが写真のパラドックスなのだとすら感じました」と語っています。中平卓馬さんのファンの方はもちろん、まだその作品に触れたことのない方にも、ぜひご来場いただけたら嬉しいです。

 

2019年9月26日(木)
2019年9月28日(土) 満席につきご予約受付を終了しました
共に19:00~『カメラになった男—写真家 中平卓馬』上映
料金:各1,500円(ドリンク別)

■『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』公式サイト:
https://hadakeru-kosen.tumblr.com/
Twitter:
https://twitter.com/hadakeru_kosen

■企画者:井戸沼紀美
1992年生まれ、都内在住。明治学院大学卒。これまでに手掛けたイベントに『ジョナス・メカス
とその日々をみつめて』(2014年)、『ジョナス・メカス写真展+上映会』(2015年)がある。

開催日
2019年9月26日(木) ー 9月28日(土)
時間
19時〜
会場
誠光社
定員
各回20名さま
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー
ご予約方法
E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)

または店頭、お電話にて承ります。