誠光社 SEIKOSHA

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失われたモノと浄土複合

失われたモノと浄土複合
『失われたモノを求めて――不確かさの時代と芸術』(夕書房)刊行記念イベント

今春、京都在住の美術作家、池田剛介による初の単著『失われたモノを求めて――不確かさの時代と芸術』が、夕書房より刊行されました。様々な批評誌などに寄稿してきた論考群に長編の書き下ろしを加えた本書は、その内容のみならずデザイナー森大志郎による造本の面でも際立った仕上がりで話題となっています。

5月には、本書の造本的な側面をさらに発展させた、豪華特装版『失われたモノを求めて』が限定30部にて完成予定です。シルクスクリーンによる特殊印刷が加えられた表紙や屏風型のマルチプル作品がオリジナルの箱に収められた特装版は、造形すること、制作することをめぐる本書の内容を具現化したモノ=作品となっています。

また本書の刊行と時を同じくして池田は、他メンバーとともに京都の浄土寺エリアに「浄土複合」というアートスペースを立ち上げました。シェアスタジオとギャラリー、そしてスクールが併設される浄土複合は、本書が探求しているモノ=作品や制作することの可能性を、社会のなかに実装する試みと言えるでしょう。

今回の展示では、池田剛介による作品展示、特装版『失われたモノを求めて』の先行販売、また「浄土複合」関連グッズの販売やスタジオアーティストの活動紹介などを併せて行います。

  • 池田剛介 いけだ・こうすけ
  • 池田剛介 いけだ・こうすけ

    1980年生まれ。美術作家。京都造形芸術大学卒業。東京藝術大学大学院修了。平成17年度文化庁新進芸術家在外研修員としてボストン滞在。平成27年度ポーラ美術振興財団在外研修員として台北滞在。主な展示に「Malformed Objects」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」など。著書に『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房)。京都市在住。

開催日
2019年5月16日(木)ー 2019年5月31日(金)
時間
10時〜20時(最終日・イベント開催日は18時まで)