肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー vol.3 テレンス・ナンス『あまりにも単純化しすぎた彼女の美』
2018.11.29 19時30分〜
『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした上映シリーズです。洋邦や、制作年を問わない柔軟な選定を目指し、季節に1回のペースで開催しています。第1回にはビー・ガン監督(中国)による『凱里ブルース』を、第2回は清原惟監督(日本)による『暁の石』『ひとつのバガテル』を、それぞれ上映しました。
今回は、同イベントの第3回として、1982年生まれのテレンス・ナンス(アメリカ)が監督・主演を務め、JAY-Zがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加、Flying Lotusが音楽を手掛けた『あまりにも単純化しすぎた彼女の美』(2012年・84分)を上映します。
テキサス州・ダラスに生まれ、俳優、写真家、ミュージシャンの家族に囲まれて育ったテレンス・ナンス。これまでにNick HakimやCody ChesnuTTらと協働してミュージックビデオを制作しているほか、今年の8月20日にはテレンス・ナンスが全話の製作/脚本/監督を手掛け、出演も果たすHBOのドラマシリーズ『Random Acts of Flyness』のシーズン2制作決定がアナウンスされました。
監督自身が主演を務める初長編作『あまりにも単純化しすぎた彼女の美』は、アニメーション / 実写を織り交ぜて制作され、フィクション / ドキュメンタリーの境界も軽々と飛び越える意欲作です。2012年には『サンダンス映画祭』でプレミア上映されたのち、MoMA とリンカーン・センター映画協会による映画祭『New Directors/New Films』など、世界36の映画祭で上映されました。作品の「THANKS」クレジットには『ムーンライト』で知られるバリー・ジェンキンスも名を連ねています。
目眩くアイディアの生み出す色鮮やかな波を、この機会にぜひご覧ください。
■『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』公式サイト:
https://hadakeru-kosen.tumblr.com/
Twitter:
https://twitter.com/hadakeru_kosen
企画者:井戸沼紀美
1992年生まれ、都内在住。明治学院大学卒。これまでに手掛けたイベントに『ジョナス・メカス
とその日々をみつめて』(2014年)、『ジョナス・メカス写真展+上映会』(2015年)がある。
- 開催日
- 2018年11月29日(木)
- 時間
- 19時30分〜
- 会場
- 誠光社
- 参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- 定員
- 25名さま
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。