「写真と言葉 ロラン・バルトの後に」 沈黙とイメージ 刊行記念トークショー
2018.10.7 19時〜
15年余にわたって写真・美術評論活動を行ってきた、竹内万里子さん。
「写真を見ることとは何か」「他者の痛みを想像するとはどういうことか」という根本的な問いをめぐって紡がれてきたその思考と独自のアプローチを、初めてまとまった形で示した初の単著『沈黙とイメージ―写真をめぐるエッセイ』が刊行されました。
それを記念し、この度は竹内万里子さんとトルボット『自然の鉛筆』の企画・翻訳者でもある青山勝さんをお招きし、トークイベントを開催致します。
ロラン・バルト『明るい部屋』への応答であり、「見ること」「書くこと」への問いかけである本書を巡り、生み出される言葉を皆さんと共有できればと思います。
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竹内万里子
1972年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、2009 年より京都造形芸術大学准教授。国内外の新聞、雑誌、作品集や展覧会図録への執筆、展覧会企画多数。訳書にジョナサン・トーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』がある(同作品の日本巡回展も企画)。
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青山 勝
1967年岡山県生まれ。大阪成蹊大学教授。視覚文化論・写真論。編著にウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット『自然の鉛筆』(赤々舎、2016年)、訳書にレイモン・ドゥパルドン『さすらい』(共訳、赤々舎、2017年)、アントワーヌ・ダガタ『抗体』(共訳、赤々舎、2014年)、ポール・ヴィリリオ『自殺に向かう世界』(共訳、2003年、NTT出版)、セルジュ・ティスロン『明るい部屋の謎』(人文書院、2001年)
- 開催日
- 2018年10月7日(日)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1000円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- 満席につきご予約受付を終了いたしました