パレスチナと石油の歴史を考える 「石を投げれば届く距離」上映会+トーク
2026.2.20 19時〜
昨年10月に開催した山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025で上映された、パレスチナ出身のラザーン・アルサラーフ監督作品『石を投げれば届く距離(原題:A Stone’s Throw)』の上映会を行います。
故郷パレスチナのハイファを追われ、レバノンに暮らす父・アミーンの語りをベースに詩的に作られた作品。その後アミーンが出稼ぎ労働者として働いていた、ペルシャ湾に浮かぶ島・ジルク島を舞台に、パレスチナをめぐる様々な権力構造を浮かび上がらせます。
トークを行うのは、気候変動などをはじめとする海外記事の翻訳などを掲載するウェブジャーナル「船と風」のメンバー。映画についての感想をシェアしながら、そこで描かれる石油産業とパレスチナ、気候変動との関係性を深掘りしていきます。
「個人的なことに見えることがらは、すべて歴史的な、大きな力の影響下にある」
この機会に、映画を通して社会のことを一緒に考えてみませんか?
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船と風
気候危機をはじめとする様々なトピックについて、記事や翻訳を掲載していく手作りのウェブジャーナル。日本ではあまり注目を浴びてこなかったテーマや論点を紹介することで、気候変動や環境問題にかんする視野を拡げながら、地球を壊しつつある仕組みを捉え返していきます。
会場では、ヤマガタのスタッフでもある廣本が映画の解説を行います。また、京都大学の博士課程でエコクリティシズムの研究をする中村、同じくイスラーム研究を行っている中鉢、芸術を通してパレスチナと繋がる活動をしている宮坂の三人が、映画から見えるパレスチナと気候変動のより社会的な側面について語ります。
https://ship-and-wind.com/
- 開催日
- 2026年2月20日(金)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 15名さま
- ご参加費
- 1500円+ドリンクオーダー
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