
トーク 池田剛介の25年 池田剛介×福永信
2025.6.29 19時〜

池田剛介とは誰か?
緻密で渋い美術評論の書き手であり、教育&制作の複合的なアートスペース「浄土複合」のディレクターで、同所から雑誌も毎年刊行している。
しかし、本来は汗を流しながらモノを作る1人のアーティストである。
白衣を着用し、人々から歯型を採取するというミステリアスなデビューから、早25年。
作品は一貫して「自然」を大きな背景に、時にシャープに、たまにクールに、常にチャーミングに展開してきました。そして、いつもどこか、柔らかさ、優しさを兼ね備えています。
近年はゴツゴツした石を敷き詰めている印象があるけれども、何か決定的な変化が彼にあったのか。いや、むしろ歯型に近付いている?!
これまでの作品の全貌を、貴重な映像や資料などと共にたどり、本人が初めて語ります。
伏し目がちで孤独な、書生風な印象ながら、意外と子供や動物になつかれたり、ほんとに不思議な魅力の持ち主です。彼に会いにいく、そんな感じで気軽に来てもらえたら嬉しいです。
聞き手は、意外と昔から知っている私、福永信が務めます。
ワンドリンクオーダーのみでご参加いただけます。この機会をお見逃しなく!
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池田剛介|いけだ・こうすけ
美術作家、作品分析。1980年福岡県生まれ。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。メディウムを横断しながら制作を展開し、並行して批評誌などでの執筆を行う。著書に『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房、2019年)。フィルムアート社のウェブマガジンにて「絵画を辿る」連載中(2023年~)。2019年より京都にてアートスペース「浄土複合」をディレクション。京都教育大学非常勤講師。プロフィール画像はスケラッコさん。
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福永信 ふくながしん
小説家。1972年東京都生まれ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)中退。著書に『星座から見た地球』、『一一一一一』、『実在の娘達』など。展覧会監修に『漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』(福知山市佐藤太清記念美術館、佐倉市立美術館、熊本市現代美術館ほか巡回)がある。プロフィール画像はナマエミョウジさん。
- 開催日
- 2025年6月29日(日)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 25名さま
- ご参加費
- 無料(1ドリンクオーダー)