誠光社

京都 河原町丸太町 書店

イベント

写真集『ははのふた』刊行記念トーク

写真集『ははのふた』刊行記念トーク

2025.7.4 19時〜

東日本大震災まで東京に住んでいた下道は、結婚を機に妻の実家の愛知に引っ越すことになった。食卓で見つけた義母の作る”蓋”に興味を持ち、3年間かけて密かに撮影した。本作『ははのふた』は、歪な関係性が作る「新しい家族の風景」をユーモラスに描く写真シリーズ。下道の代表作である、旅をしながら歴史的なモニュメントの日常を記録する『torii』『津波石』などとは違い、日常の中で人が行う変わらない創作行為を定点で観察した”B面的”作品。赤々舎より写真集『ははのふた』がついに刊行。

今回のイベントは、入場無料+ワンドリンクオーダー制ですが、写真集をご購入いただいた方には、入場無料で下道さんがワンドリンク”おごってくれる”そうです!

『ははのふた』
写真/文章:下道基行
発行:赤々舎
装丁:寄藤文平+垣内晴
翻訳:奥野翼

発行日:2025年6月3日
価格:4500円+税

  • 下道基行 したみちもとゆき

    2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。

    日本各地に残る軍事施設跡を4年間かけて調査・撮影した「戦争のかたち」シリーズ(2001-2005)や、祖父の遺した絵画と記憶を追う「日曜画家」2006 – 2010、日本の旧植民地時代の遺構などとして残された鳥居を撮影した代表的なシリーズ「torii」(2006-2012)など、旅やフィールドワークをベースにした制作活動で知られる。

    彼の作品は、生活のなかに埋没して忘却されかけている物語、あるいは些細すぎて明確には意識化されない日常的な物事を、写真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで顕在化させ、現代の私たちにとってもいまだ地続きの出来事として「再」提示するものである。

    2012年韓国光州ビエンナーレ新人賞を受賞、2015年さがみはら写真新人奨励賞、2019年Tokyo Contemporary Art Award。2019年のベネチアビエンナーレ日本館の参加作家でもある。

開催日
2025年7月4日(金)
時間
19時〜
会場
誠光社
定員
25名さま
ご参加費
無料(1ドリンクオーダー)

ご予約申込

写真集『ははのふた』刊行記念トーク ご予約

お名前:
メールアドレス:
メールアドレス(再入力):
電話番号: - -
お申し込み人数、その他の追記事項:

ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます