家の神さま 民間信仰の神と仏 鶴岡コレクション
2024.12.1 ー 12.15
田の神・山の神、大黒・恵比寿、狐、不動明王、子安観音、牛頭天王…本職の仏師の手によるものではないが、家や村で人と暮らし、煤や埃をかぶってきた神さま、朽ちてしまい詳細がわからなくなったもの。
廃仏毀釈を乗り越えた、祈りの対象を約150点紹介した『家の神さま 民間信仰の神と仏』刊行記念として、書籍に掲載した古道具・骨董界隈でも有名な素晴らしいコレクション、鶴岡コレクションが誠光社にやってきます。(20〜30点ほど)
写真を担当された西岡潔さんが、写真に着彩を施した作品、展示販売します。
会期中(12/13)に畑中章宏さんと西岡潔さんのトークも行われる予定です。
本会場では、素朴・おかしみ・信仰などの分野で独特な古道具を扱う世界(sekaimusi)さんがセレクトした、関連の古いものも販売します。
世界さんより「普段は関東で古い玩具を主に扱っている”世界”と申します。鶴岡さんコレクションの奥深さとの差に恐れおののきながらも、私らしい楽しいものをお届け出来るように探し回ろうと思っております」
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鶴岡幸彦(コレクター・著者)
1946年、千葉県茂原市生まれ。東京の大学に学んだ後、千葉県内の高校にて世界史教諭として勤務。2002年の退職後、趣味的生活に入り現在に至る。「ジョイフル」(近畿日本ツーリスト出版部)、「小さな蕾」(創樹社美術出版)「親しい染付印判の愉しみ」(文化出版局)「別冊太陽 骨董をたのしむ53」(平凡社)等から取材を受け、コレクションを紹介している。
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西岡潔(写真家)
1976年、大阪府大阪市生まれ。ファッションデザインを学んだあと、2年間海外をめぐり、その間の記録としての写真撮影がきっかけで写真家となる。2012年「マトマニ」で三木淳賞奨励賞受賞。二〇一五年より奈良県東吉野村に住まいを移す。移住者のクリエーターらと設立した「合同会社オフィスキャンプ」に所属。建築・自然・人物など幅広く活躍している。二〇二三年自身のスタジオギャラリーマトマニスタジオを東吉野村に開設。
- 開催日
- 2024年12月1日(日) ー 12月15日(日)
- 時間
- 10時〜20時(最終日・イベント開催時は18時まで)