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マリ・カルクン ライブ in 誠光社

マリ・カルクン ライブ in 誠光社

終了しました

北欧、フィンランドの南、バルト三国と呼ばれる国々の最北に位置するエストニア。そのエストニアの中でも南部の、ラトビアとの国境近く、あたりを森と湿地帯に囲まれたところに彼女は暮らしています。
日の短い、雪の積もる冬の間に彼女の家を訪れ、この自然、慎ましく暮らす人々を見て、小さい頃からこのような風景を目にしながら、彼女の音楽は作られてきたのだと感じました。
いま目を閉じて、彼女の歌声と彼女が奏でるカンネルの響きを聞くと、その瞬間に、湿地帯の中をスッと走る木道に自分が立ち、その先でヘラジカが鳴き、見えないけれど、確かに近くで黒い大きな鳥が羽を広げているような、あの冬の日に見た光景が目に浮かびます。

彼女の曲は、エストニアの自然や、エストニアに昔から伝わる伝承や詩を題材にしたものが多く、彼女が生まれたエストニア南部Võru独特のアクセントも、その叙情的・詩的な雰囲気に影響を与えています。彼女が奏でるエストニアのシタールとも言えるカンネルという弦楽器と、彼女の歌声(エストニア南部の伝統的な歌唱法regilaul)の融合を聞けば、たとえ言葉がわからなくても、彼女が小さい頃から見てきた風景が目の前に浮かぶかもしれません。
 
今回は、彼女の最新アルバム”Tii I’ll”(Mari Kalkun & Runorunとしてリリース)のためバンドで来日していますが、過去に2度京都でもライブを行った縁もあり、彼女のソロライブを、ここ誠光社で行うことになりました。大きな会場ではなく、ここ誠光社でしか聞くことのできない、彼女の素晴らしい歌声とカンネルの響きをじっくりご堪能ください。
 
(文章:真田清貴)
  • Mari Kalkun(マリ・カルクン)
  • Mari Kalkun(マリ・カルクン)
    エストニアを代表する女性シンガー・ソングライター。これまでにソロ名義で2枚、バンド名義で1枚のアルバムを発表し、ヨーロッパはもちろん、日本でも2009年にPastacas(パスタカス)とのジョイント・ツアーを行なっている。声量のある歌声と、12弦のカンネルを自在に扱い、伝統的なエストニアン・フォークをベースにした自作の楽曲を歌う。最新作『Tii ilo』(日本版はafterhoursよりリリース)は、エストニアとフィンランドのBest Ethno Music Album 2016にもノミネートされる。
開催日
2016年11月16日(水)
時間
19時30分開演
会場
誠光社
参加費
1500円+1ドリンクオーダー
ご予約方法
ご予約受付を終了いたしました

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