誠光社 SEIKOSHA

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ブログ 何を読んでも何かを思い出す

2016年4月

アピチャッポン、LEARNERS、怪盗ルビイ、ロックンロール

楽しみにしていたアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光の墓』をようやく観た。廃校舎をそのまま利用したタイ東北部の病院を舞台に、原因不明の眠り病にかかった男たちと、そのすぐ側で行われる政府による掘削工事、現代の世界と過去の争いごと、幾層ものレイヤーが重ね合わせられる言葉少なながらも複雑な構成の作品。静けさの続く長いカットの積み重ねに、観ているこちらも眠りを誘われたが、一転し、軽やかなブレイクビーツの流れるエンドロールに映画の深層世界から浮上したかのようなカタルシスを感じた。

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子どもたちの子どもたちの子どもたちへ

原子力発電に伴い排出される高レベル放射性廃棄物が生物に対して無害になるまでには10万年もの時を要するといわれている。その原理はさておき、はたしてあなたは10万年後の世界を想像することができますか?

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